ムーンリフタの導入効果をOWAS法で分析
OWAS法とは?
OWAS法とは、フィンランドで開発された姿勢の測定・分析方法です。
姿勢分類と評価基準によって作業姿勢を4段階のアクションカテゴリ(AC1〜AC4)にて判定し、リスクを評価します。
作業姿勢の立位、前傾、後傾、中腰等、全身の姿勢評価が可能で、特別な用具を必要としない点や評価基準が整備されていることから、標準的な姿勢判断法として国際的に用いられています。
姿勢分類と評価基準クリックで表を拡大表示します
分析方法
バイオネット研究所様のPosCheck101を使用
PosCheckは、マーカなどが不要で人体の骨格を立体的に捉え、その姿勢負荷を数値化でき、OWAS法アルゴリズムを用いて判定するため、評価者によるバラつきのない、精度の高い測定を定量的に行えます。

特長
- 簡単な設定で、計測を自動開始
- 1秒単位で、12時間継続計測可能
- 最新AIと立体計測技術の合体で姿勢を計測
- 立位・前屈・後屈・膝曲げ、腕上げなどの姿勢を自動判定
- 作業負荷をOWAS法に基づいて自動判定
- 作業負荷の時系列変化の見える化を実現
ムーンリフタの導入効果を分析
18 kgのダンボール6箱をパレットに移載する作業を、人力のみで行った場合とムーンリフタを使用した場合の体の負担を比較しました。

3名による移載作業を各4回ずつ測定した結果の統計データが下記になります。
AC3、AC4の合計が人力のみでは 17.7%ありましたが、ムーンリフタ使用時では2.0%に減少しました。

このことからムーンリフタを使用した場合、「重量の負荷軽減による腰痛予防リスクの低減」はもちろん「作業姿勢も改善され、より作業負荷の減少が行える」ことが確認できました。
4回中1回の測定データを時系列で下記に示します。
AC3、AC4 の合計が人力のみでは19.3%ありましたが、ムーンリフタ使用時では0%に減少しました。

人力のみの場合では AC3、ムーンリフタ使用時は AC2 と姿勢負荷が緩和されています。
人力のみの場合では下半身が「中腰」状態ですが、ムーンリフタ使用時では下半身が「まっすぐ」の状態です。
このため、姿勢負荷が緩和されたと考えられます。

ムーンリフタの使用により、改善すべき作業であるAC3とAC4が作業者によっては0%まで改善されました。
重筋作業を誰でもできる優しい作業に変えるために、ムーンリフタをぜひご検討ください。


