電動バランサムーンリフタはセンサで力を感知して吊り上げをアシスト。 人にもワークにも優しく 精密な組立を強力にバックアップします。






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一般的な質問

力を感知して吊り上げをアシストする電動のバランサです。

クレーンの定義としては
① 動力を用いて荷をを吊り上げるもの(人力は含まれない)
② 荷を水平に運搬する装置
となります。①②に該当したとしても最大吊荷重が500kgを越えない場合、設置報告や運転資格などは不要となっています。

ムーンリフタは単独では②が該当しないため、クレーンには該当しませんが、トロリーやスライドレールを使用し水平に動かして使用する場合で、MLH-960K、MLH-1500Kを使用する場合は、クレーン則に基づき設置報告や運転資格などが必要になります。

吊上げたいワークの重さにあわせて最大吊荷重が30kg、60kg、120kg、240kg、480kg、960kg、1500kgの七種類の中からお選びいただけます。
また、粉塵の多い場所などで利用できる防塵タイプもご用意しております。(60kg,120kg、240kg、480kg)

ムーンリフタはAC100Vで駆動します。(MLHはAC200V)エアバランサなどと比較してエア源、エア配管などが不要で導入しやすいバランサです。 また、出荷時指定で単相AC200V仕様もご用意しております。

ムーンリフタには力センサーが内蔵されており、ワークを吊った状態で常に釣合うようにモーターでアシストします。
重量を常に監視しているため安全性が高く、また重さの違う複数種類のワークの搬送をスムーズに行えます。

停電などの非常時には内蔵にブレーキが作動し、落下を防止します。また、電子制御なのでユーザーに合わせた安全対策や上限・下限設定、速度設定など細やかなチューニングが可能です。外部に非常停止ボタンを設けたい場合にはML-EMGがあると電源ラインにつなぐだけで簡単に非常停止ボタンを設けることが可能です。

ワークの重量に関わらず軽い力で上げ下ろしができます。人の力を感知してアシストするのでストレスなく作業が可能です。バランス状態では安全な両手作業が可能です。

ムーンリフタはチェーンの張力と速度を計測して出力を調整することで、精密な位置あわせが可能です。両手で作業が出来ますので重量物の精密な位置決め・組立を強力にバックアップします。

搬送中のボタン操作は不要なので、安全な両手作業が可能です。操作モードにより異なりますが、搬送開始時またはワークを降ろす際に数回ボタンを押すだけです。

ムーンリフタは人の手感覚でワークをハンドリングできるため、搬送後の位置合わせや、整列などに使用できますが、重量物を任意の高さに固定できることを活かし、検査などでも使用して頂いております。

キズなどをチェックする際にワークを反転させる必要がなく、ワークの高さを変えることで全体のチェックが行えます。

ムーンリフタはブレーキ内蔵なので、電源が遮断されると繰出量をその場でロックし、吊り荷の落下を防止します。

ムーンリフタはお客様のニーズに合わせて4つの操作モードを選択できます。

 

モードA(マニュアルモード)
[バランス]ボタンを押した際の重量でアシストします。バランス前の上げ降ろしは[↑][↓]ボタンで行います。特定の用途を持たず汎用機として使いたい場合におすすめです。

 

モードB(ワンタッチモード)
[↑]ボタンを押すと一定距離上昇後荷重を計量してアシストします。コンテナの荷積みなどワークの大きさと形は一定だが重量が毎回変化する場合におすすめです。

 

モードC(シングルワークモード)
[↑]ボタンを押すと事前に設定した重量でアシストします。毎回決まったワークを搬送する際におすすめです。コントローラのワーク切替オプションを使うことで、
あらかじめ設定した重量をコントローラのトリマで切り替えることができます。

 

モードD(マルチワークモード)
[↑]ボタンを押すと事前に設定した重量でアシストします。アシスト重量の変更も楽に行えます。工程間搬送で使用するが、段取り切り替えなどで重量が変わる現場におすすめです。

ML CONSOLE(別売品)を使用することで変更可能です。

お客様の用途に合わせた細かいチューニングが可能です。
具体的には操作モードの変更、ボタンの役割を変更、可動範囲や減速範囲の変更、各動作時の速度および加速度の変更、アシスト荷重のオフセット、設定値のバックアップなどが行えます。

ML-30Kは約8.5kg、ML-60K、-120K、-240Kは約20kgとなります。ML-480Kは約23kg、MLH-480K、-960K、-1500Kは約56kgとなっています。また、防塵タイプの場合は+3kgとなります。(防塵タイプMLPは60K、120K、240K、480Kをご用意しております)

下記を参照ください。

フックの可動範囲は2mです。オプションで4m仕様をご用意しています。それ以上をご希望の場合は弊社営業にご相談ください。

フックを引っ掛けられるところであればどこでも吊り下げ可能です。上下の動きだけでなく横への動きが必要な場合は、スライドレールやジブクレーン、移動式のやぐらなどに設置してください。ただし、設置する場所の強度が十分あることをご確認ください。ロボテックでもバッテリー付ジブリフトや天井クレーン、ヤグラ、ジブクレーンなど、トータルでご案内が行えます。

弊社にて吊具製作が行えます。基本的にワークに合わせて専用設計を行います。詳しくは弊社営業までお問い合わせのうえ、ご相談ください。

文字高100㎜の大型重量表示器ML-WD100(別売品)をご用意しています。ムーンリフタとの通信は無線になります。またML CONSOLE(別売品)上でも重量値をリアルタイムに確認可能です。

重量の累積機能はML CONSOLE(別売品)のオプションにてご用意しております。1日の輸送量(生産量)を管理したり、トラックの最大積載量をオーバーしないように積み込んだりすることが可能です。

ムーンリフタでは別売の電源ケーブル3m、10m、20mをAC100V用、200V用をそれぞれご用意しております。この他のご希望の場合は担当営業までご相談ください。

ムーンリフタは食品製造工場でご利用いただけるHACCP対応が可能になっています。(MLF-60K、120K、240K)上下フックや本体ボディ、チェーンバケットのステンレス化、食品機械用潤滑材を使用、ダストパンの装備などで安心してご利用いただけます。

ムーンリフタは外部入出力オプションにより、ロボットとの協調運転が可能です。ロボットが可搬重量以上のワークを持ち上げることができるようになり、設備の省スペース化や、小型ロボットの小回りや精密な位置合わせというメリットを残せます。

ムーンリフタの性能に関する質問

弱い力(1kg)でチェーンを上に引っ張っている状態です。手を離すと自動でチェーンが巻き取られます。ML CONSOLE(別売品)の「ワークなし巻上げ荷重」を0kgにすることで、その場でチェーンを止めておくことも可能です。

繰り出し位置を一定に固定している状態です。空中でワークの重量が変わる場合や、ワークを空中に静止させて別の作業を行う場合などにご活用ください。

ワークを一定の力で吊り上げている状態です。ワーク重量と吊上げ荷重が一致していればワークは無重量になります。バランス状態では両手で安全な上げ下げが可能になります。

重量物を無重力感覚で扱える電動バランサであっても、勢いがついたワークを止めるには逆方向に力を加え続ける必要がありました。慣性キャンセラーを有効にするとその慣性をキャンセルし作業効率を上げつつ、安全な作業が可能になります。慣性キャンセラーは2種類あり安全性重視バージョンは手を放すとすぐにワークが止まります。作業性重視バージョンは手を放しても、しばらく慣性でワークが動き続けますが、手で触れたり、何かに当たるとすぐに止まります。

操作モードによりボタンの役割は異なります。このボタンはML CONSOLE(別売品)で役割を変更することが可能です。

チェーンの繰出量を現在値でロックします。上下への動きを保持しますので安全な搬送が行えたり、空中でワークの重さを変えることが可能です。重量の変動があっても変わった後の重量で再度バランスしなおすことが可能です。

本体の操作で変更可能です。詳しくはムーンリフタの取扱説明書を参照ください。EXOオプションにより外部から変更することや、ML CONSOLE(別売品)で変更、コントローラのワーク切替オプションで事前に複数種類のアシスト荷重を登録し、コントローラのトリマで切替を行うことなどが可能です。

本体のボタン操作で簡単に変更可能です。詳しくはムーンリフタの取扱説明書を参照ください。ML CONSOLE(別売品)で変更することも可能です。

型式によって最高速度が変わります。ML-30K、-60Kは500mm/s、ML-120Kは250mm/s、ML-240Kは125mm/s、ML-480Kは62.5mm/s、MLH-480Kは250mm/s、MLH-960Kは125mm/s、MLH1500Kは100mm/sです。

並列運転オプションを使用することで、2台のムーンリフタで協調運転が可能です。重心の位置によらず常に平行を保ちます。
上記の方法以外での共吊りはしないでください。
(ML-30Kは並列運転オプションを使用することができません)

ムーンリフタでは斜め吊をすることができません。ワークが本体の真下になるように使用してください。

ムーンリフタはホールドボタンによりチェーンの繰出量を現在値でロックします。この際は重量変動があっても、チェーンが動きません。バランスボタンを押すことで変動後の重量でバランスを取り直します。

つまり宙づりの状態でワークの組立や、内容物の取り出しが行えます。

ムーンリフタは電子機器ですので、基本的に水のかかる環境での使用はできません。ただし、使用環境や条件によっては特別仕様にてご提案が可能な場合があります。ぜひ弊社営業担当までご相談ください。

マニュアルモード(モードA)にて毎回ワークを吊ってからバランスすることも可能ですが、マルチワークモード(モードD)を使うと複数のワークをあらかじめMLに予め登録して切り替えて使うことにより、作業性を良くすることが可能です。この場合、オプションのML-RFC(W)をご利用いただくと便利です。また、有線銘柄選択機能オプションを使用の場合はそちらからも切替が可能です。(ML-30Kは有線での選択機能がありません)

ML-〇〇K(EXO)オプションをつけていただくとムーンリフタの状態や比較出力を接点として取り込むことが可能になります。このオプションは入出力各4点についてそれぞれML-CONSOLEにて割り当てが可能になっています。(ML-30KにはML-〇〇K(EXO)オプションがありません)

ワイヤレス手元スイッチ及び無線通信に関する質問

本機は特定小電力無線方式(920MHz)を使っています。このためWi-Fi(2.4GHz/5GHz)やBluetooth(2.4GHz)などの無線通信に干渉したり、本機が影響を受けたりしづらくなっています。

ムーンリフタ本体とコントローラはお互いを認識し合って通信します。設定した組み合わせ以外では通信できません。

無線通信が所定の時間途切れるとホールド状態に移行して停止します。

無線の周波数のチャンネルを10chご用意しているので、10台まで同時に使用可能です。

ムーンリフタはダイバーシティアンテナとなっています。本体に2本とも接続することで無線の死角がなくなり安定した動作を確保できます。

目安として無線コントローラは満充電の状態で1日あたり8時間の使用で1カ月ご利用いただけます。ただし、ご利用の年数や環境によって変化します。ムーンリフタを使用しないときは無線コントローラは充電スタンドに置いて保管することをお勧めします。

ムーンリフタは有線仕様のコントローラをオプションにてご用意しております。スパイラルケーブル(2m)またはストレートケーブル(4m)からお選びいただけます。(ただし、ML-30Kには有線コントローラのご用意がございません。)

安全面に関するご質問

ムーンリフタは力センサーで制御をしているので急な重量変化が起こった場合は直ちにホールド状態になります。したがったチェーンが跳ね上がることはありません。

ムーンリフタは力センサーで制御をしているので、急にチェーンが引っ張られた場合は直ちにホールド状態になります。

またムーンリフタの電源が入っていない場合はブレーキにより落下しません。

ムーンリフタ本体を吊っているフックは十分な強度を確保していますが、万が一に備えて本体上部のアイボルトを使って落下防止措置を施してください。この際、アイボルトに荷重がかかるとムーンリフタの動作に支障をきたしますので、アイボルトには荷重がかからないようにしてください。

ブザー(ピーピー)が鳴り、本体のERRORランプが点滅します。その際、荷重に応じて最大速度の制限がかかります。また最大出力荷重を超えるワークを吊った場合はホールド状態になります。製品の故障に繋がりますので、定格荷重以上のワークは吊らないでください。

ムーンリフタは内蔵の力センサで荷重を常に監視しているので、最大荷重を越えるワークを吊ったり、何かに引っ掛かることによってオーバーロードを検知した場合はその場でホールド状態になります。その場合チェーンを緩め負荷を取り除いてから作業を再開してください。

ムーンリフタは電源を遮断することで直ちにブレーキが作動して停止します。簡単に非常停止ボタンを設置できる非常停止ユニットML-EMG(別売品)をご用意しています。

本体の電源が遮断され、ブレーキが作動してその場で保持されます。非常停止を解除し再度電源を入れなおすと復帰します。

ムーンリフタ本体の設定の変更で可能になります。
操作モードをAにし、ML CONSOLE(別売品)のアドバンス設定「バランス中BALANCE(2)」を「1.離したときにホールド」にすることで、[バランス]ボタンを押している間だけアシストを行います。ボタンを押していないと上下の動きがロックされるので安全な運用が可能です。

ワークの重量が重いほど動いているものを手で止めることは困難になってきます。こんな時のためにムーンリフタには慣性キャンセラーという独自の機能が備わっています。この機能はワークを停止させようとする手の荷重を感知し、より強く制御することで作業者の意のままに止めることが可能です。さらにバランス時の可動範囲を制限することでより安全にご利用いただけます。このように設定によって安全性を高めることができるバランサはムーンリフタだけです。

購入に関するご質問

次の事項を予めご検討ください。スムーズにお話させて頂くことができます。
・ワーク(搬送物)の大きさ、最大重量、高さ方向と横方向の可動範囲
・設置方法や設置場所のスペース
・運用方法

弊社にて直接お買い求めいただけますので下記までご連絡ください。
電話:03-3639-6123 Fax:03-3639-6130

ムーンリフタ本体の納期は標準仕様であればおよそ2週間でお届け可能です。仕様変更やその他のご相談をご希望される場合は弊社営業までご相談ください。

日常メンテナンス:定期的に次の事項についてご確認ください。
・ 設置状態→確実に設置され安全性に問題がない。
・ ブレーキ→電源OFFの状態でチェーンがしっかり保持されている。
・ チェーンバケット→しっかり固定されていること。
・ フック(支柱含む)→外れ止め金具が確実に閉じ、変形がなくスムーズに動くこと。
・ コントローラ→各スイッチが円滑に動作する
・ チェーン→3カ月に1回チェーンの清掃と注油すること。
付属のチェーンゲージが入らないこと。(チェーンの延びがないこと)
詳しい注油方法は下記をご参照ください。

エラーにより動作が停止した場合は、絶対に分解せず弊社までお問い合わせください。

チェーンバケット、電源ケーブル、フィルタはお客様ご自身で交換可能です。上部フック、下部フック、スイッチカバー、スプロケット、ギア、ブレーキ、チェーンなどは引き取り交換となります。

チェーンの延長や、ボタンの配置、アシスト重量の外部からの切替などは対応可能です。他の内容に関しましては弊社営業までお問い合わせください。

可能です。弊社営業へお申し付けください。
お客様側で有線コントローラを任意の形や配置で作成して頂くこともできます。(ただし、ML-30Kには有線コントローラのご用意がございません。)

十分な強度を持ったやぐらに車輪を取り付けて移動式にした実績もございます。但し、ワークの荷ブレがあった際に倒れない構造が必要になります。また段差や傾斜の移動は危険ですので行わないでください。

ジブリフトをご用意しております。バッテリーもついておりますので、コンセント不要でそのまま移動可能です。詳しくは弊社営業までお問い合わせください。

デモ機をご用意しています。弊社営業までお問い合わせください。

購入後のご質問

冶具を吊った状態の重量を風袋として登録してください。風袋の登録は本体の操作で可能です。詳しくはムーンリフタの取扱説明書を参照ください。またML CONSOLE(別売品)で登録することも可能です。

下記のいずれかに該当しないかをご確認ください。
・ワークが完全に空中に浮いていない状態で[バランス]ボタンを押してしまった。
・[バランス]ボタンを押した際に手でワークを持ってしまっている。
・ワークがまだ振動している際に[バランス]ボタンを押してしまった。
・ML CONSOLE(別売品)の設定で「バランスオフセット荷重」が0以外になっている。
・ML CONSOLE(別売品)の設定で「バランス摩擦」を0に近い値にしてしまっている。

ML CONSOLE(別売品)で操作モードB設定の「定幅上昇計量時間」を少しずつ大きな値に変更してください。定幅上昇後に振動が大きい場合に正しい計量が行えない場合がありますので、計量するまでの時間を長くすることで正しい計量が行えるようになります。

ML CONSOLE(別売品)で操作モードC設定の「アシストON 巻き上げ距離リミット」を少しずつ大きな値に変更してください。モードCで設定したアシスト荷重に達する前に巻き上げ距離リミットになるとホールド状態に移行してしまいます。

設定以上の速度で動かした場合やワークに衝撃が加わった際、安全のため自動でホールド状態になります。ML CONSOLE(別売品)の「脱落検知時動作」を動作なしに設定すればホールド状態にならなくなりますが安全性が低下します。弊社営業にご相談ください。

非常停止ボタンを押した又はコンセントが外れるなど電源の供給が絶たれてしまった以外で電源が突然OFFになった場合は、過電流が流れた可能性があります。危険ですので絶対に電源を再投入せず、弊社営業までご連絡ください。

バランス荷重をオフセットすることでワークの全面を地面につけることが可能です。ワークを搬送する際に手で補助する必要はありますが、積み下ろし作業は楽になります。バランス荷重のオフセットはML CONSOLE(別売品)でバランス時設定の「バランスオフセット荷重」から変更可能です。例えば-2kgと設定した場合は[バランス]ボタンを押した際の重量値から2kg引いた重量でアシストを行う為、2kgは自力で持ち上げる必要があります。

ボタン操作時とバランス状態の繰出量の上限と下限をそれぞれ別々に設定できます。それによりバランス荷重をオフセットした際などに手を離しても足を挟む心配がなくなります。

ML CONSOLE(別売)にて慣性キャンセラの設定を有効にしたり、調整することで慣性による動きを止めることが可能になります。慣性キャンセラの設定は適切でないとスムーズに動かない場合があるので適度な設定でご利用ください。また、あわせてバランス時の設定で「バランス摩擦」も見直すことで最適な設定になることもあります。