こんな現場で使われています

兼升養魚漁業生産組合 様の導入事例

兼升養魚漁業生産組合様は全国シェア12.5%を誇る養殖鮎の最大手メーカーです。
各河川より「味の良い親魚」、「形の良い親魚」、「香りの強い親魚」を選択し、掛け合わせた稚魚を育てることで、天然鮎とは違った養殖ならではの「食べ応えのある美味しい鮎」を「定時・定量・定質」供給しています。


HACCP規格に準拠した高品質な衛生管理・温度管理ができる豊川加工センター

安全・安心・安定・新鮮な和鮎

2014年に新設した豊川加工センターは最新機器による自動選別や自動搬送などを進めており、センター内は重筋作業が少ない作業者にとって働きやすい環境になっています。

Q1 ムーンリフタの導入の用途を教えてください。

サイズごとにダンボールに詰められた鮎を荷捌きする現場で導入しています。
鮎はサイズがグラム単位で管理されており、20kgほどの商品を10箇所以上に仕分けを行わなければならないため、自動化は難しく、人が判断して仕分け、省力化できるムーンリフタを採用しました。


0℃の冷蔵庫内にムーンリフタを導入

Q2 ムーンリフタを知ったきっかけは?

荷捌きの現場はコンベアによる自動化が難しく頭を悩ませていましたが、リフターや昇降機を利用する方法を思いつき、インターネットでムーンリフタを見つけました。HPのユーザー事例を見て、これならいけるのではと問い合わせしました。

Q3 ムーンリフタを導入した理由は?

いえ。4mくらいのパイプユニパルスはすぐにデモに来てくれた。直接取引ができるため、仕様の相談や見積もり、工事の日程調整がスムーズだった。
鮎のオフシーズンに機器の選定から設置まですべて終わらせたかったため、スピード感のある対応をしてくれて満足している。

Q4 導入後はいかがでしょうか?

最初は吊具や設定が最適ではなく、現場の作業者が気持ちよく使用できるものではなかった。
ただし吊具を2回作り直し、ムーンリフタの設定も調整したことで、動きを最適化できた。
1日最大8 tの鮎を出荷することもあるため搬送速度も重要な要素だったが、最終的にリモコン操作を無くすことができ、搬送速度を向上することができた。


シーズン時の冷蔵庫内の様子

Q5 今後の展開はいかがでしょうか?

作業者が長く働きたいと思える現場にしていくにはまだ改善箇所があると思う。
正直ムーンリフタを使うより力のあるスタッフの人力のほうが作業が速いため、作業者にとって今は必須の機械ではないかもしれない。ただ長い目で見た場合に老若男女が重量物を負担なく運べることは長く働ける大事な要因になると考えている。
今後もムーンリフタを活用した作業効率改善を模索していきたい。

ムーンリフタ導入後の作業の様子はこちら

兼升養魚漁業生産組合 http://www.kanemasu.or.jp
所在地:〒441-0302 愛知県豊川市御津町下佐脇広野20-2(本社)
    〒441-0103 愛知県豊川市小坂井町才ノ木56-1(豊川加工センター)
経営理念:持続可能な養殖業を通じて「おいしいお魚」を提供し、
     豊かな食卓と自然環境保護の啓蒙に貢献してまいります。
組合設立:1969年4月7日